DPC分析と改善
病院名 | 病床数 | 実施プログラム | コンサルティング内容 |
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国家公務員 共済組合連合会 横須賀共済病院 | 747床 | DPC分析と改善 | 大幅な増収策と利益改善策として、プロジェクト目標を設定し、平均在院日数の適正化を含めたベッドコントロール、 救急体制の改善、長期入院患者に対する退院促進、加算取得促進の体制整備、経費削減策の5つの活動を12ヶ月間実施した。 その結果、診療単価のアップにつながる等、大幅な増収と、経費削減による利益の改善が実現された。 |
勤医協中央病院 (北海道) | 402床 | DPC分析と改善 | 人件費以外の経費削減で4400万円、DPCではクリティカルパスの改善などで4300万円の改善を実施。 |
TK病院 (千葉県) | 331床 | DPC分析と改善 | DPC分析と改善のための院内体制の構築と診療科別の医師面談によるクリティカルパスの改善を実施。 |
US総合病院 (神奈川県) | 249床 | DPC分析と改善 | DPCデータからクリティカルパスの改善と薬剤の選択・投与日数の改善を実施。DPCと出来高での差を分析し、改善策を実施。 |
JH病院 (石川県) | 314床 | DPC分析と改善 | DPC導入の院内体制の構築、各診療科のクリティカルパスの見直しによる出来高とDPCの改善策を実施。薬剤の見直しと院内コスト削減も実施。5000万円の改善を実施。 |
KW病院 (長野県) | 199床 | DPC分析と改善のための院内体制の構築と診療科別の医師面談によるクリティカルパスの改善を実施。 | |
KC中央病院 (京都府) | 300床 | DPC導入での体制つくりのための医事課職員教育、院内DPC解説会の実施、出来高とDPCでの科別の課題抽出、DPCコーディングの方法、クリティカルパスの改善を実施。8ヶ月の改善で9600万円の改善を実施。 | |
特定医療法人 きつこう会 多根総合病院 (大阪府) | 304床 | DPC分析での改善 疾病別損益分析 プログラム(DPC対応) | 改善では医療の質の改善と収入や利益の改善を2つの委員会を利用して実施。約1年間で実施した施策は80項目。 出来高と比較して大きく赤字となった症例を分析し、診療内容を精査し赤字となる原因を、薬剤の使用方法、検査の内容、画像診断の頻度、傷病名の抜け、DPCコーディングの見直しなどに分類した後に具体的な改善策を実施した。 脳梗塞治療としてのtPA、日帰り手術の地域住民や救急隊への説明会の増加によって、患者数で38%増加となった。 薬剤の使用日数の制限によるガイドラインの設定など実施。昨年のDPCと比較しても9000万円以上の収入の改善と5800万円以上のコスト改善を実施。 |
TS病院 (鳥取県) | 260床 | DPC分析と改善 | DPC分析と改善のための院内体制の構築と診療科別の医師面談によるクリティカルパスの改善を実施。 |
国立大学法人 S大学附属病院 (島根県) | 616床 | DPC分析と改善 | 2年分のデータ分析を実施し、疾病別の在院日数を院内の最短と最長と平均を分析し、DPC実施病院とDPC試行的適用病院の平均在院日数と比較し、手術当日の収入・経費、人件費、手術当日の利益、手術時間を比較した。 手術時抗生剤の使用薬剤の種類と日数を分析し、改善課題を提示。同一疾病での手術実施患者の在院日数を医師別に分析し、クリニカルパスの改善課題を提示。 同一DPCでの手術実施患者で異なる診療科でのデータを分析し、使用薬剤の種類と日数より標準化すべき薬剤の使用方法を提示。 人工関節置換術を実施した症例での特定保険医療材料の材料費の比較分析より、コストの削減課題を提示。 |
HK病院 (広島県) | 199床 | DPC分析と改善 | DPC分析と改善のための院内体制の構築と診療科別の医師面談によるクリティカルパスの改善を実施。 |
全日本民医連 17病院 | - | DPC分析と改善 | 17のDPC病院での共通した特徴と改善課題を分析結果として17病院を比較。 個別の病院には出来高の差の分析と、出来高とDPCでの科別の課題抽出、DPCコーディングの方法、クリティカルパスの改善課題で特に重要な3つの課題改善策を分析結果として提示。 |
コスト削減
病院名 | 病床数 | 実施プログラム | コンサルティング内容 | ||||||||||
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勤医協中央病院 (北海道) | 400床 | 医療標準化による コスト削減プログラムと DPC分析と改善対策 | 給食・医療材料・薬剤・検査・放射線医療機器の保守及び新規購入でのコスト削減策を実施。4400万円の改善を実施。DPC分析によるクリティカルパスの4300万円の改善策を実施。 | ||||||||||
旭川赤十字病院 (北海道) | 600床 | 委託経費の コスト削減プログラム | 委託契約及び保守契約の経費を分析し、業務の見直し、価格の低減、委託企業の変更等を事務職員を中心にプロジェクト活動で実施。 約4ヶ月間の削減プロジェクト活動の結果、6000万円以上のコスト削減を実施。 | ||||||||||
国立大学法人 A大学附属病院 (秋田県) | 610床 | 経費分析の指導と 改善活動の実施 | プロジェクトチームを編成し経費分析と改善活動の体験学習を実施した。コスト削減では給食、寝具、洗濯、医事業務委託、清掃、感染性廃棄物処理、重油で約4ヶ月間の改善活動を実施し、¥60,189,596のコストを改善。 | ||||||||||
国立大学法人 A大学附属病院 (秋田県) | 610床 | 診療科別・疾病別経費分析 | 診療科別と疾病別の収入・経費・利益を分析し、具体的な利益の改善項目を提案。どの診療科の利益貢献が高いかを示し、疾病別分析では主な疾病の利益改善にどの程度の在院日数や経費の改善が必要かを分析。病院全体での経費改善ポテンシャルを明確にした。 | ||||||||||
MK病院 (茨城県) | 179床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 人件費以外のすべての経費の見直し。 | ||||||||||
FF病院 (千葉県) | 299床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 人件費以外のすべての経費の見直し。 | ||||||||||
竹口病院 (東京都) | 165床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 医師をトップとしたプロジェクトチームを編成し、材料・薬剤・検査では診療部門で使用するものの標準化を推進。給食材料・委託費・保守費などは具体的な削減のための活動を実施し、3349万円の改善を達成。 | ||||||||||
Y市立大学 附属病院 (神奈川県) | 623床 | 医療材料の コスト削減プログラム | 独立行政法人化した大学病院での医療材料経費の削減。診療部門に購入価格の開示と使用材料の統一化を推進。4ヶ月間で3000万円の改善。 | ||||||||||
渕野辺総合病院 (神奈川県) | 161床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 医療材料・薬剤・委託経費・保守経費・その他事務経費のコスト削減はプロジェクトチームを編成し医師をリーダーにした改善活動で、3897万円の改善を実施。 | ||||||||||
US総合病院 (神奈川県) | 249床 | 医療標準化による コスト削減プログラム とDPC分析と改善対策 | 給食・医療材料・薬剤・検査・放射線医療機器の保守及び新規購入でのコスト削減策を実施。5800万円の改善を実施。DPC分析によるクリティカルパスの改善策を実施。 | ||||||||||
川崎医療生協 川崎協同病院 (神奈川県) | 267床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 活動実行期間9ヶ月で、80,396,953円(年換算)の削減を実現。 医療材料費、薬剤費、委託経費などをベンチマークと比較し、組織横断的な活動で医療の標準化とコスト削減を推進。 他部門に渡る活動テーマに積極的に取り組むことで、部門間のコミュニケーションが 更に向上し、組織活性化に繋がった。 | ||||||||||
医療生協かながわ 生活協同組合 戸塚病院 (神奈川県) | 111床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 活動実行期間9ヶ月で、51,838,142円(年換算)の削減を実現。 医療材料費、薬剤費、委託経費などをベンチマークと比較し、組織横断的な活動で医療の標準化とコスト削減を推進。 現状の課題を明らかにし、プロジェクトメンバーを中心に全職員が一丸となって活動を推進したことにより、 削減目標金額の達成及び組織活性化を実現。 またプロジェクト活動を通して、職員のコスト意識向上、費用対効果を意識した購入制度の定着が促進。 | ||||||||||
JH病院 (石川県) | 314床 | 医療標準化による コスト削減プログラム とDPC分析と改善対策 | 給食・医療材料・薬剤・検査・放射線医療機器の保守及び新規購入でのコスト削減策を実施。3900万円の改善を実施。DPC分析によるクリティカルパスの5000万円の改善策を実施。 | ||||||||||
北信総合病院 (長野県) | 647床 | 医療標準化による コスト削減プログラム とDPC分析と改善対策 | 給食・医療材料・薬剤・検査・放射線医療機器の保守及び新規購入でのコスト削減策を実施。3470万円の改善を実施。DPC分析によるクリティカルパスの改善策を実施。 | ||||||||||
医療法人 協仁会 小松病院 (大阪府) | 213床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 活動実行期間9ヶ月で、\56,208,136(年換算)の削減。医療材料費、薬剤費、委託経費、事務経費について、他病院でのベストプラクティスをベンチマークの値として比較し、コスト削減を実施。院内では標準化のためにガイドラインや運営方法を作成し、コスト削減をプロジェクトとして推進。 | ||||||||||
出雲市民病院 (島根県) | 180床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 事務管理部門を中心にコスト削減に取り組み、年間4,800万円の削減を実現。 委託契約や設備管理契約・薬剤・診療材料の購買体制を見直し、製品選定基準を新たに設定するなど、 プロセスでの改善を実施。担当部門の一本化と権限の集中化を行うことで継続的にコスト管理ができる体制を構築。 プロジェクトチームが継続してコスト削減及び院内プロセスの改善に取り組む。 | ||||||||||
財団法人 倉敷成人病センター (岡山県) | 269床 | 医療標準化による コスト削減プログラム | 医療材料費、薬剤費、委託経費、事務経費について、他病院でのベストプラクティスをベンチマークの値として比較し、コスト削減を実施。また、標準化のためにガイドラインや運営方法などを整備し、コスト削減をプロジェクトとして推進。 |
手術室運営効率
病院名 | 病床数 | 実施プログラム | コンサルティング内容 | ||||||||||
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財団法人 脳疾患研究所 附属総合 南東北病院 (福島県) | 430床 | 手術室運営効率化による増収プログラム | 手術室の運営効率化として、手術室内の麻酔・手術・スケジューリング・滅菌業務等の分析から課題を改善し、手術件数の増加と増収を実現。約17ヶ月で2億9000万円の改善を実施。 | ||||||||||
国立大学法人 S大学附属病院 (島根県) | 616床 | 手術部運営効率 分析での改善 | 手術部運営効率の分析として、手術室利用率、月次別、部屋別、時間帯ピーク、曜日別、ターンオーバータイム、診療科別占有率、手術・麻酔・患者滞在時間、スケジュールギャップ、手術部の動線、その他を分析し、改善として術前準備室・リカバリー室の設定、手術スケジュールの見直し、業務内容の見直し、人員配置の見直し、日帰り手術導入の検討、動線の見直し、手術用物品の収集方法の見直し、高額医療機器の共有方法の改善、無菌操作の見直しとユニバーサルプレコーションの遵守、物品の標準化と価格交渉の方法の改善を提案し、手術部にて検討。 |
SPD
病院名 | 病床数 | 実施プログラム | コンサルティング内容 | ||||||||||
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高松赤十字病院 (香川県) | 589床 | SPD委託業者選定と 委託経費の削減 | SPD導入のための委託業者選定において、必要な業務要件、導入実績、必要経費、経営メリットの分析を実施。また、委託業務については経費改善手法の体験学習と\66,000,000の改善をプロジェクトチームによって実施。 |
満足度調査と改善
病院名 | 病床数 | 実施プログラム | コンサルティング内容 | ||
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医療法人社団 永生会 (東京都) | 628床 | 患者満足度調査 | 患者満足度調査として病院が提供している様々なサービスの中で重要視しているサービスを数値化し、患者の再来率やビジネスの拡大可能性を測定し、患者満足度を向上するためにより重要で具体的な改善課題を明確にする。2年間の改善活動により、患者にとっての重要サービスはさらに満足度が向上している。 | ||
在宅満足度調査 | 訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ、ケアマネージャーが提供するサービスに対して、提供している様々なサービスの中で重要視しているサービスを測定し、利用者の満足度を向上するためより重要で具体的な改善課題を明確にする。 | ||||
職員満足度調査 | 職員の満足度を一般職員、看護師、検査部、事務部、薬剤部など部門ごと、さらに複数の施設ごとに分析し、医療機関としての強みと改善課題を明確にした。具体的な改善課題をリーダーシップ、顧客とマーケット指向、情報の管理と分析、病院経営戦略、人材育成・能力開発、プロセス管理、業績結果と評価の7つに分類し、2年間の改善活動の結果、具体的な改善活動を実施した部門は大きく満足度が向上している。 | ||||
US総合病院 (神奈川県) | 249床 | 患者満足度調査 | 患者満足度の調査で患者の視点から重要度の高いサービスの満足度を評価し改善を実施。 | ||
医療法人 神甲会隈病院 (兵庫県) | 57床 | 満足度向上プログラム | 患者満足度・職員満足度向上について、現状と活動後の相関を分析。 |
意識改革と人材育成
病院名 | 病床数 | 実施プログラム | コンサルティング内容 | ||||||||||
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渕野辺総合病院 (神奈川県) | 161床 | リーダーシップ研修 | 理事・院長・看護部長・事務部長・診療部長に対しての360度評価による現状分析と実行計画を作成し、意識改革と組織変更の案を作成。 | ||||||||||
全日本民主 医療機関連合会 (全国) | - | リーダーシップ研修 | 病院及び病院グループ理事長に対しての現状のマネージメント分析と今後の改善のための行動計画の作成を実施し、意識改革と組織変革のための実行計画を作成。 | ||||||||||
- | 事務幹部育成研修 | 北海道から沖縄までの都道府県から選抜された事務幹部55名に対して360度評価による現状分析、2つに事例研究、2つの体験学習及び実行計画の作成を実施。 |
目標管理
病院名 | 病床数 | 実施プログラム | コンサルティング内容 | ||||||||||
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国立大学法人 A大学附属病院 (秋田県) | 610床 | 診療科別・ 疾病別経費分析の研修 | 職員が診療科別と疾病別の収入・経費・利益を分析する手法を学び、プロジェクトチームとして実際の病院の経費分析を実施し、体験学習した。 | ||||||||||
医療法人社団 聖泉会 聖十字病院 (岐阜県) | 291床 | 病院における 目標管理プログラム | 経営戦略と連動した目標管理として、適切な組織目標を設定し、活動の効果を高めた。 | ||||||||||
医療法人 春秋会城山病院 (大阪府) | 299床 | 病院における 目標管理プログラム | 主に医師の目標管理と活動結果を指導・運営。病院経営目標の推進と医師の適切な処遇に生かした。 |