病床機能整理、再編
地域包括ケアシステムの構築に向けて、都道府県ごとに2025年の病床機能分化を具体化する地域医療構想の議論が進められています。詳細は地域医療構想調整会議にて、どの病院がどんな機能を何床持つかといったことも今後議論が進むことが予想されます。病院には、自院のあるべき病床機能を早急に打ち出し、地域でのポジションを確保することが求められています。
また、ポジションは明確化だけでなく、病院の持つ病床数を最大限活用するには、診療科・疾患構成に応じて適切な病床配分への見直し検討が必要です。 各診療科の機能や競合分析・患者動向から病院としてあるべき病床機能を明確にすること、また、最適な病床配置は何かを一緒に考え病床再編への支援を行っていきます。 |
目的
病床機能の整理・ポジショニングの確定 |
地域内でのポジショニングを明確にし、将来に向けてあるべき病床機能は何かを決める |
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病床再編 |
診療体制や患者動向、病院の持つ病床構成から、病床稼働を最大に導く病床配分への見直し |
実施内容
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内的要因分析(収益状況、患者構成、人員体制・・・)、外的要因分析(競合分析、医療政策・・・)から病院の現状を可視化し、病床機能・病床運営での課題を抽出
- 将来あるべき病床機能の明確化とその実現プランを協議検討
- 現状患者動向から、混合病棟化も含めた診療科別の病棟・病床数配分の見直しによる再編
推進体制
ワークショップやプロジェクト化による改善推進や、主要な委員会・院内会議に参加する形式での業務推進等、病院の実情に合わせて効率的な推進体制となるものを選択してサポートします。
評価/承認
導入当初の基準値、目標設定に対する到達度を測定し、病院の評価/承認を得たものを実質の改善成果として算出。