人材育成プログラム
診療報酬制度のマイナス改定が続き、在宅への移行を推進し医療費抑制の動きが強く出てきて、病院での利益確保はますます厳しい状況となっています。医師や看護師、コメディカル職員の複数の医療専門職で病院は運営されていますが、この厳しい医療を取り巻く環境にあるからこそ、将来の医療提供体制を維持するためにも「病院経営」が適正に行われ、利益確保ができるマネジメント力が求められています。
この人材育成プログラムは、特に中堅クラスの事務スタッフにスポットライトを当て、将来の病院経営を担うための実践的なマネジメント力の強化育成を行うものとしています。
目的
中堅クラスの事務スタッフ(コメディカル等も可)を対象に、具体的なテーマに基づき、分析や改善策の作成、マネジメント手法について学ぶことで、実践的なマネジメント能力の習得を行う。
プログラム内容
現在3つのプログラムをご用意しております。
①DPCデータ分析エキスパート育成
DPCデータの分析手法や分析結果からの改善策の立案方法について学び、病院データを用いた具体的な改善策の作成までを実施
②コストマネージャー育成
病院で発生するコスト全般について、コスト構造からコスト管理について学ぶとともに、実際の病院データからコスト削減策を策定するまでを実施
③ミドルマネージャーの必須スキル
ミドルマネージャー(中間管理職)には何が求められるかを理解するための講義演習と、自分のチームをまとめるために必要なマネジメントスキルをケーススタディやディスカッションを通じて習得
推進体制
週1回×4日のカリキュラムで、5人程度までの少人数制で研修を実施。
研修を受けるスタッフの状況に応じて、研修実施場所は対応。
評価/承認
導入当初の基準値、目標設定に対する到達度を測定し、病院の評価/承認を得たものを実質の改善成果として算出。