医療資源投入量適性化
DPC制度においては投薬、注射、検査、画像等は包括評価とされ、どれだけ医療資源を投入しても収入は一定です。2018年の診療報酬改定では、医療資源投入量が多い病院に対する補填として設けられていた重症度係数の廃止が決まり、今後はよりシビアに医療資源投入量を管理していく必要があります。
また、出来高からDPCへ移行する場合、出来高当時と同じ治療をしていると収入が悪化してしまうということもあります。
ベンチマークやDPCにおける運用ノウハウを用い、医療資源投入量を適正化していくことで収入を改善しながら医療の標準化も行えるプログラムです。
目的
DPCにおける収益改善と医療の標準化による質の向上
こんなお悩みをお持ちの方に
- DPCに参入するが、具体的にどのように治療を変えればよいのかわからない
- DPCへの対応が進んでいない
- 対出来高の収入が悪い
- 他院ではどのように治療をしているか知りたい
実施内容
①データ分析
診療データから病院の運用上適正使用できていない項目や医療資源投入量の多い疾患を抽出します。
②具体的解決策の提案
運用上何を変えればよいのか、治療についてもどの薬剤が多いのか、在院日数を何日で計画を立てるべきか等具体的に方法を提示します。
③医師との面談
薬剤や医療材料の使用方法も変える必要があり、その場合は医師にご理解納得いただく必要がありますが、サイプレスは直接医師の方に方法を提案させていただき、ご納得いただくよう現場主義でコンサルティングを行います。
④モニタリングとPDCA
適宜モニタリングを行いながら、都度目標達成のために必要なアクションを提示いたします。
推進体制
適宜関連部門の職員と連絡を取り、提案が現場で活かされるように現場の方と面談を交えながら提案と実行支援を行います。
評価/承認
導入当初の基準値、目標設定に対する到達度を測定し、病院の評価/承認を得たものを実質の改善成果として算出。
効果保証
改善成果がお約束した金額を上回ることを保証いたします。
改善金額がお約束した金額に満たない場合、その未達成金額の比率に応じてコンサルティング費用の返金を保証しています。